忘れたくない子どもの姿を残そう!連絡帳書きのすすめ

保育園パパママにとっては時間的に結構な負担になる毎日の連絡帳書き、かわいい子どもの姿を記録するツールとして考えるのがおすすめです。

 

私立園などでは連絡帳アプリが導入されているところも多いと思いますが、我が家の子どもたちが通う公立園は昔ながらの複写式の連絡帳。

A6サイズの3分の1くらいに『家庭での様子』を書く必要があるので、何を書こう?と迷ってしまうこともあります。

『元気です』の一言で済ませてしまってもいいのですが、4年間真面目に毎日びっしり書き続けてきた経験から学んだ『連絡帳に書くべきこと』をご紹介します。

 

体調・怪我・通院等を報告する

もちろん必須ですね。

知り合いの保育士さんから、『家庭でつけた傷などはしっかり伝えてもらうと助かる』という話を聞きました。

小さな傷でも、園でつけてしまったとなると大変なので、これは朝からある傷ですよ、と伝えておくことはとても大切ですね。

登園時にも先生に伝えますが、朝はお互いバタバタしているので、連絡帳にも書いておくと確実だと思います。

ちょっとした体調不良のときの受診の有無、診断結果や、予防接種の記録は園の看護士さんなどにも正しく伝わるよう、連絡帳に書いておきます。

(書かないと高確率で聞かれます)

できるようになったことを報告する

たとえばトイトレ中などで、進捗を担任の先生と共有しておくことでスムーズに進められると思います。

そのほか、着替えはどれくらいできるとか、食事はどんなふうだとか、お昼寝はどんなだとか、家庭での様子を先生に知っていただくことで、この子はこれはできるんだと参考にしていただけると思います。

まぁ、一般的にトイレにしても着替えにしても圧倒的に保育園のほうがスムーズに自分でやることが多いとは思いますが…

先生方の凄技と集団生活での子どもの適応力よ…

前日の園での様子から話を膨らませる

先生方も園での様子をびっしりと書いてくれますよね。

(大勢の園児を見ながら凄いです)

読むのは楽しみ、というパパママも多いのではないでしょうか。

びっしり書かれた前日の様子から話を膨らませると家庭での様子のネタが見つかりやすいです。

たとえば、

『公園からの帰りは手をつないでちゃんと歩けました』→『登園のときは甘えて抱っこなので、園での頑張りに驚きました』

『○○ちゃんに靴を履かせてあげようとしていました』→『家で兄にされているので覚えたようです』

『△△の歌が気に入っています』→『家でもよく歌っていますが、××のフレーズを⭐︎⭐︎と歌います』

のような感じです。

担任の先生と交換日記のような感じで、お返事に園での様子を詳しく書いてくれたりするので、読むのがますます楽しいです。

忘れたくない子どもの姿や発言にアンテナを張る

育児に必死な今のことって、今は鮮明に思うけれど、数年経つと忘れてしまうと思うのです。

その証拠に、2歳半違いの兄妹を育てていて、『え!○歳ってこんなことできたっけ!?』『あれー、上の子のときってどうしてたかなぁ?』ということが、ものすごく多い。

ある意味強制的に毎日書く連絡帳に、その姿を残しておくことができれば、宝物になると思います。

『こんな面白いこと言いました』

『こんなかわいいことしました』

息子が3歳のとき、私がうっかりして息子のお茶碗を割ってしまったことがありました。

『ごめん!危ないから触らないで!同じのを買ってあげるからね!』と言ったのですが、片づけながら、息子のお気に入りのお茶碗を割ってしまったことに少し落ち込んでいました。

それを見た息子が、『まま、だいじょうぶだよ。あたらしいのもかわなくていいからね』と言ってくれました。(もちろんその場で新しいのを買いましたよ)

3歳の子どもに気遣いをさせて申し訳ないと思いましたが、その思いやりに感激もして、これを絶対に忘れたくないと、連絡帳に書きました。

息子が反抗期のときに読んだりしたら幸せな気分になりそうだな、と今から思っています。

忙しく育児をする中で、こんな素敵なことにたくさん気づくため、そしてそれを数年後振り返るためのツールとして連絡帳を使えれば、とても価値あるものになるのではないでしょうか。