意外な収穫!おもしろくて育児にも役立つ非・育児本

読書してますか?

私は活字好きで、通勤中や昼休みに読み進め、週に1冊くらいは本を読んでいます。

置き場所がないのでもっぱら電子書籍派。Kindle paper whiteが手放せません。

 

そんな私が最近読んでおもしろかった本で、育児書じゃないけれど育児の助けになった本を3冊ご紹介します。

 

スタンフォードのストレスを力に変える教科書

体に悪いとか、心身の病気のもとになるとか、なにかと悪者にされがちなストレスについて、さまざまな研究結果をもとにその影響をまとめた本。

悪いのはストレスそのものではなくそのとらえ方だと。

育児でストレスを感じるのは、それだけ頑張っているから、自分より大きな価値観のために奮闘しているからだと考えると安心します。

第一子育休中のダークモードだったときに読めばよかった。

母体がストレスを受けることの胎児への影響や、子どものころのストレス(虐待のような心身に対する大きなストレスではなく、親と離れて寂しいというようなストレス)の影響についても具体的な研究結果とともに記載されていて、親たちの無用な心配を和らげてくれます。

ストレスホルモンが力を与えてくれるということや、トラウマ経験がストレス耐性を高めてくれるということを示す研究結果など、仕事をする上でも覚えておきたい内容が盛りだくさんです。

エクササイズも付属しているので、しっかりノートに書きとめながら考えれば、考え方を大きく変えるきっかけにもなるかと。

さかなクンの一魚一会

みなさんご存知さかなクンさんのエッセイ。

真っ直ぐであたたかい人柄が伝わる文章で、軽く読めてしまうのですが、随所に登場するお母さんの描写がとても素敵です。

「好き」を極めて夢を叶え、とても幸せそうなさかなクンさん。

その大成功の影には、「好き」を尊重し、応援し続けながらも、決して親の価値観を押し付けたりすることがなかったお母さんの力もあったのだなぁと思います。

「子どもには自分の力で人生を切り拓く力をつけてほしい」「そのためにつねに子どもを応援する」そんな親でありたいけれど、ついつい、自分の価値観で「教えてあげたく」「導いてあげたく」なってしまいます。

友達関係や習い事から始まり、学校の勉強、部活、受験、就職、結婚…子どもの人生の主役は子ども自身。

自分の責任で好きな人生を生きるんだよ、そのために助けが必要ならなんでもするからね、そんなメッセージを伝えられる親でいたいとあらためて考えさせられた本でした。

バムとケロシリーズ

過去記事(リンク)で詳しく書いたとおり、自由でヤンチャなケロちゃんのお世話をするバムに共感と尊敬の気持ちがわいてくる絵本です。

掃除したばかりの部屋がドロドロになることも、トイレットペーパーを大量に使ってミイラごっこ遊びをすることも、絵本の中ではクスリと笑えるエピソードです。

子どものする「しょーもないこと」を面白がることって大事だなとも思います。

 

以上、おもしろくて育児に役立つ本の紹介でした。