総監への道★青本の復習②人的資源管理は人間関係管理とインセンティブ

Twitterでもつぶやきましたが、口頭試験が12/17に決まりました。

予想より早く、6週間くらいしかないので、ペースを上げていきます。

 

今日は青本復習のつづきで人的資源管理。前回記事はこちら↓

 

marip0n.hatenablog.jp

人の行動と組織

組織が個人にインセンティブを与えることによって個人の欲求を満たし、仕事により積極的に取り組むように仕向けることができる。

インセンティブの分類は以下。

・物質的インセンティブ →給与や賞与

・評価的インセンティブ →評価や賞賛

・人的インセンティブ  →特に上司の人間的魅力、居心地の良さ、所属意識の向上

・理念的インセンティブ →思想や価値観の追求

自己実現インセンティブ自己実現

個人の欲求は5段階(マズロー

・物質的欲求

・安定欲求

・連帯欲求

・周囲からの尊敬欲求

自己実現欲求

これらの欲求を満たすようにインセンティブを与えることが重要。

 

リーダーに必要な資質はPM理論によれば、組織の目標達成や課題解決に関する機能(Performance)と組織の維持を目的とする能力(Maintenance)。

リーダーは構成員に影響を与えられる力(情報、知識、好ましい対人関係、優れた実績、評判、公式の権限、ネットワークなど)を持つ必要がある。

労働関係法と労務管理

労務管理の主要な内容は従業員の作業環境や労働時間、賃金を適切に管理すること。

労働関係法は大きく労働権に基づくものと団結権に基づくものがある。

従業員の健康と能率を維持することを目的として労働時間管理を行う。基本となるのは労働基準法育児休業法。

※改正労働基準法などについて把握しておく。

賃金コストを適正に維持しつつ、必要な従業員を確保し労働意欲の高揚と有効活用、労使関係の実現を目指すため賃金管理を行う。

人的資源計画

経歴書に書いた私の業務(プロジェクトの一部分の責任者)から考えると、人的資源管理の中で最重要なのは、人的資源計画の中の「人間関係管理」や「プロジェクト管理における人的資源」だと考えられる。

 

従業員の生産性を上げる前提として職場の人間関係の円滑化を重視するのが人間関係管理。従業員のモラルを高め作業能率を向上させるためには、具体的には以下のような活動を行う。

・組織内のコミュニケーション円滑化

・従業員の態度などから感情・不満などを把握し適切な処置

・職務遂行意欲を阻害するものを解決するための人事相談

人間関係が円滑であるという前提のもと、動機付けが重要であり、そのために行動科学的アプローチ(上述の個人の欲求を満たすインセンティブ)を取る必要がある。

 

プロジェクト管理において人的資源管理は最重要項目のひとつ。

以下の3つを実践する必要がある。

①プロジェクト組織の明確化

②プロジェクト要員の選定

③プロジェクト要員の育成…個人能力育成に限らず、チームワークの育成も。

経歴に関連して述べられそうなのは③、一部で追加要員の選定などで②

人的資源開発

将来において必要とされる知識や技能を保有するように、計画された学習を通して変革するプロセス。

 

経歴の中での人的資源管理としては、工程に余裕がない中でプロジェクトのメンバーに質の高いアウトプットを出してもらうため(経済性管理)、人間関係管理を行いつつ適切なインセンティブを与えるようにした。他チームのメンバーの応援なども活用しプロジェクト管理をした、というところで答えられそうでしょうか。

想定問答を作る段階で詳しく書いていきます。

 

次回は情報管理。特に最新の情報を注視する必要がありそうなところですが、まずは青本の内容をざっと確認していきます。