総監への道★経歴以外の想定質問いろいろ考えてみた

経歴については、詳述業務が総監にふさわしいと評価してもらえるかが気になるところでしたが、2回の模擬口頭試験(3名の先輩総監)から、評価してもらえるだろうとのコメントをいただきました。

 

そうなると、「本当にあなたがやったのですか」という趣旨の質問が主になると想定されます。

総監としては経験年数が少ないということもあり、自身の立場を明確にしつつ、その立場にふさわしい総合技術監理を行ったということを説明する必要があります。

前回の想定質問・回答は割とありのままの姿なので、「いや、上司がやったんでしょ」とはならないかなと。

「何もかもうまくいきました」というのもNGで、トレードオフを総合的に判断して強弱をつけて対応したという回答が求められます。

marip0n.hatenablog.jp

 

今日は、経歴以外の想定質問・回答を考えてみます。

さっそくスタート。

Q23 総監を受験する動機を説明してください。

詳述業務の中で設計責任者を任せられたことで、建設部門の専門的な技術だけでなく、人の管理や情報管理など、プロジェクトに合わせた総合的な管理を行う能力が重要であると感じました。また、設計責任者として発注者など社外関係者と協議する機会も多くなったため、総合技術監理部門の技術士資格としても管理能力をアピールする必要があると考え、総監を受験しました。

Q24 総監は現在の業務や今後の業務に必要でしょうか。

半年前の人事異動により、現在は営業部門に所属しています。部門を横断してプロジェクト全体の役割分担や工程の管理等を行うことが多くなることで、総合技術監理の能力はますます重要だと感じています。また、客先と会う機会も設計部に比べて格段に多くなりますので、管理能力のアピールという点でも、総監の技術士資格は必須であると考えています。

Q25 建設部門と総合技術監理部門の技術士の違いは何だと思いますか。

建設部門では、建設に関する専門的な技術、特に私はコンクリートが専門ですので、これに関する知識や技術を駆使して技術的課題に対する解決策を検討し、最善の策を選択することが求められます。総合技術監理部門では、それだけではなく、人的資源管理や情報管理なども含めた5つの管理について総合的に判断し、課題を解決し、プロジェクトを管理することが求められると考えています。

Q26 総合技術監理部門の技術士としては経験年数が少ないと思いますが、その点についてどのように考えますか。

現在入社10年目ですが、これまで取り組んできた業務の経験は、総合技術監理として少ないとは考えていません。特に、詳述業務では、建設部門の技術士を取得済であったことや設計業務の経験が豊富であったことから設計責任者を任され、業務の総合的な管理を行い、総監技術士にふさわしいものであったと考えています。

Q27 現在の所属は営業部門とのことですが、自身の専門分野に関わる最新の知識はどのようにして得ていますか。

国の動向、社外の技術的動向などについて、専門誌を読むなどして最新の情報を得るように心がけています。また、セミナー等にも積極的に参加しています。

※「最近気になった記事」など答えられるように準備しておく。

Q28 もしあなたがエコカーを開発・製造・販売しようとしている会社に対してアドバイスを求められた場合、総監の立場としてどのようにアドバイスしますか。

エコカーの開発においては、環境に対する社会からの要請が大きく、社会環境管理を最重要とすべきだと思います。短期的には経済性管理とトレードオフになることもあると思いますが、社会環境管理を優先することで長期的には会社の利益にもなるということをアドバイスします。

Q29 コロナ禍で大きく社会が変わりましたが、もしあなたがある市の市長だった場合、どのような対応をしていきますか。総監の視点を踏まえてお答えください。

コロナ禍においては市民への適切な情報公開が非常に重要であると考えます。正しい情報を伝えることが市民の安全を守ることにもつながると考えます。自身を含めコロナ対応を行う職員の負担は大きくなるかもしれませんが、しっかりと方針を示して頑張っていただきたいと思います。

 

長くなってきたので今日はここまで。

あとはCPDについて準備するのと、時事ネタをいくつか考えておくのと、技術士倫理綱領も読んでおきたい。